湯河原老人ホーム施設長ブログ

穏やかに暮らす

yuuhi
人が人に対し、思いやりの心を持ち、暮らすためにはどうしたらいいのでしょう?
虐待の研修を受け、施設に戻り色々なことを考えながら食事をしていると、
介護職員のルイスさんから、とてもいい話が聞けました。
 
ルイスさん:  「ペルーでは、いじめがないよ」
私:  「えっ! どうして?」
ルイスさん:  「ペルーでは、あまり怒らないよ。……私、びっくりした。
        日本では、当たり前のことで、みんな怒ってる」
私:  「……例えば?」
ルイスさん:  「小さい子が、騒ぐのは当たり前ね。子供だから。元気がいいのが当たり前。
         でも、静かにしなさい! という……子供たち、いっぱいがまんする」
私: 「でも、うるさくしたら周りの人に迷惑でしょ?」
ルイスさん: 「迷惑とは考えないよ。子供がうるさいのは、自然なことだから……
         大きくなれば、ちゃんと静かにするよ。だから、怒らなくても大丈夫と、みんな知っている」

……確かに……私たちは、自分の尺度で、人をコントロールしようとしている所があるのでしょう。
そして、決められた枠の中に “ギューッ” と、抑え込もうとする。
それは、子育てや働く社会でも共通の事なのかもしれません。

その “ギューッ” と抑え込もう……管理しようとする “チカラ” は、相手に大きなストレスを与え、
人から穏やかな暮らしを奪ってしまうのではないでしょうか……?
ルイスさんと話していたら、虐待やいじめから、抜け出すヒントがもらえた気がします。

話していると心が和む……ルイスさんといると不思議です。
それは、いつも必死で理解しようと、真剣に話を聞いてくれるから?
『わかろう! わかろう!』 としてくれているのが、まっすぐに伝わってくるからでしょうか?
人は、そのままの自分を理解してもらえると、心がホッ♥とするのでしょうね……きっと。

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