
「 和食 」がユネスコ ( 国連教育科学文化機関 ) の世界無形文化遺産として、
12月に登録されるそうです。
私は、子供の頃から煮物やお豆腐料理などの、 “ 家庭の和食 ” が大好きでした。
お鍋のフタを開けて、
『 煮えたか どうだか 食べてみよう……ムシャ ムシャ ムシャ ♪ 』
フタを開ければ、季節の香り……台所に立つ祖母や母の横で、
つまみ食い ? 味見 ? をするのが至福の時……
心も体も、ほっこり温かくなったのを思い出します。
今もお鍋の前で、一人ほっこりします。
そして、ちょっと贅沢な “ お店の和食 ” も大好きです。( とっておきの日のご褒美 )
目で見て、香りを楽しみ、舌で感じる……幸福感。
日本人に生まれてよかった……とつくづく思える瞬間です。
家庭も、お店も……和食から感じられるのは “ こころ ” です。
手間を惜しまず、相手を想い、丁寧に仕上げる……
家族を想い作る食事・お客様を 『 お・も・て・な・し 』 する食事……
どちらも心で作っているように感じるのです。 ( どこの国でも同じかも…… )
便利なモノが次々に発売され、不便さは次々に解消され……満たされているはずなのに……
何か違和感や、空虚感を覚えることはありませんか ?
家具職人・秋山利輝さん著 『 一流を育てる 秋山木工の 「 職人の心得 」 』
という本があります。
この本に書かれている 「 職人の心得 」 は、30か条あるのですが……
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