湯河原老人ホーム施設長ブログ

ホントのホンネ(本音)②

赤ちゃんは「おぎゃー」と生まれてからしばらくは、寝返りもせず、
「お腹が空いた」と泣き、「おむつが気持ち悪い」「眠い」と泣く。
やがて、周囲に興味を持ちキョロキョロ首を動かし始める頃になると、
「つまらない」と泣き、「抱っこして」「遊んで」「この人やだ」など、
多様な理由(欲求)を“泣くこと”で表現するようになります。 
 
周囲からは同じに聞こえる泣き声も、
親は内容を理解し(?)、その欲求を満たします。
子どもの成長のための泣き声に対し、その欲求に応えない大人は、
「虐待?」と問題になります。 
 
一方、老いの道を少しずつ進んでいく人に対しては、どうでしょうか?
成長を邪魔してしまう行為を虐待、放置といい、
生命の自然な流れに刃向うことは、なんというのでしょうか?
徐々に、周囲のことに関心がなくなり、
「あれもしたくない」「これもしたくない」「お腹もすかない」―――など。
赤ちゃんの欲求は満たそうとするのに、
なぜ老いていく段階の欲求(希望)に私たちは逆らうのでしょうか? 
 
「あれもしましょう」「これもしましょう」「もっと食べましょう」
「こうしたら、いかがでしょう?」
次から次へと、欲求に逆らう。 
 
なのに、いつも「ありがとう」と笑顔で言う。
積み重ねた人生経験の中で、
私たちにお付き合いくださっているのでしょうか? 
 

……ホントにしたいことでしたか?
nakuko 8/8

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