湯河原老人ホーム施設長ブログ

● ツバメ

今年、施設玄関で育ちつつあったツバメは、
ヒナが巣から落ちたり、カラスに連れ去られたりして、
とうとう巣立つことができませんでした。 
 
ところが7月上旬のこと、自宅の近くにツバメのヒナが5羽いました。
散乱した土をかぶって、声を出さないヒナ。
巣ごと落ちてしまったのでしょう。
とっさに拾って家に持ち帰り、
ペーパータオルを敷いた浅い段ボール箱に入れました。 
 
育て方がわからなかったので、インターネットで調べてみました。
ツバメのヒナを人間が育てることは、好ましいことではない――
そう書いてありました。
それ以上に、堪えた指摘がありました。 
 
“自然の生きものへの人為的介入”は、してはいけない。
“自然の中で生きていけるように育てる”ことは、人にはできない。
放置されて死んでしまったところで、それは自然の摂理である――。 
 
知りたい情報よりも、
(よかれと思って)「保護してはいけない」といった
コトバばかりが並んでいました。 
 
何度も自問自答してみました。
放置されることで死ぬのも自然なのでしょうが、
何もしなければ死にゆくツバメを保護したいという気持ちも
自然の摂理ではないか……。
人に保護されても、自然に帰れるツバメもいるのではないか……。
勝手な解釈ではありますが、
“野生の本能”を信じ、自然への巣立ちを目標に
育てることに決めました。
sizenn

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