湯河原老人ホーム施設長ブログ

●●●● ツバメ

tubame
先日、5羽すべてが巣立ちました。 
 
施設の交流ホールという広いけれど
閉じられた室内という環境で、短距離の試験飛行は
すでに何度か経験していました。 
 
ある朝、ケージの中から空を見上げ、羽をバタバタさせていました。
「外へ出たい」「行き止まりのない、広い空を飛びたい!」
そう言っているように感じました。
タイミングを逃したら、きっとケージの中での生活が
当たり前の世界になってしまう。
自然に帰れるのは今しかないと感じました。 
 
そう思って、入口の柵を開けてみたら、
一羽
また一羽とまたたくまに飛び立っていったのです。
あまりにも、あっけない“お別れ”でした。 
 
それから二日が経って今、どこで、
どのようにしているのでしょうと思いながら
空を見ていたら―――
飛ぶことを楽しんでいるかのような
“コシアカツバメ”の姿を3羽見かけました。 
 
別の日、空を見ていたら―――
大きな鳥に追われ、威嚇されて、
落下していくツバメをみました。
それが、巣立っていったヒナかどうか、わかりません。
 
“生き抜く”ことの難しさを知らされました。 
 
今度、同じような状況を目にしたとき、
ツバメのヒナを拾うかどうか―――わかりません。

自然の厳しさと、“お別れ”の淋しさを知ったからです。
 
 
ヒナと共に過ごした2週間……手のひらにすっぽり収まる
小さな小さな5つの命との貴重な体験でした。
自然界で生きていくことの難しさと、
平均寿命まで、順調に過ごせることの貴重さ。
ニンゲンも動物も、同じなんだ―――と、つくづく思いました。 

 
元気に楽しく、ツバメらしくしてるといいけれど。
来年、また会えるといいなぁ……。

ke-ji

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