
敬老の日
敬老の日は、
“長い間社会の為に尽くしてきた高齢者を敬い、
長寿を祝う日とされています。
また、それとともに高齢者の福祉について関心を深め、
高齢者の生活向上に努めるよう若い世代に促す”
という気持ちが込められているそうです。
なぜ9月なのか―――というと、
593年の9月15日、聖徳太子が大阪に
今でいう老人ホームのような施設(悲田院)を
設立した日にちなんで……とも言われています。
慈悲の心からはじまった福祉が、制度となり、
それによって、制度のはざ間で、困っている人へ、
なかなか手が届かない……といった矛盾も生まれてしまいました。
“生活困窮”の要素が連鎖し多様化する社会においては、
「 応用力と対応力 」が急務なのでしょう。
2017年の社会福祉法人 制度改革は、まさに、
制度として「 “福祉”の原点へ立ち返る 」ことを
求められているように思えます。
敬老の日ということで、OB職員の方が、ススキを、
山から採って来てくださいました。
それに合わせ、秋の草花を抱えた理事長の登場。
1階のエレベーターホールに活けてくださいました。
風にゆらゆら揺れるススキは、まさに秋の風物詩。
夏から秋へと季節が変わったことを、
草花から気づかせてもらうと同時に、
敬老の日を祝う先輩方の“心の遣い方” に、
大和撫子を感じた日となりました。

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