浜辺の診療室から

閑話    心停止と呼吸停止  

心停止と、呼吸停止。

亡くなるときは、どちらが先か? と訊かれることがある。

フツーは呼吸、つまり肺が先。

つまり、呼吸は止まっているが、心臓は動いているという状態。

腕や首で脈がわかったり、聴診器で心臓の音は聞こえるけれど、

呼吸はしていない、という状態。

 

この状態で、肺に酸素がうまく送り込まれれば、

救命できる可能性が高い。

一方、酸素が肺に送り込まれない場合は、

そのうち血圧が落ち、心拍数も落ち、

心臓は、やがて動きを止める。

 

 

当地の病院に搬送されて対応したCPAのほとんどは、

救命できなかった。

その点で、かつて都会で経験したときとは、事情がちがっていた。

 

理由は、どこにあるのか。

首都圏と過疎地における医療事情のちがい? 

それは、あり得る。

 

町の特性? 

それも、あり得る。

 

時代的背景? 

そうした事情も、あるように思う。

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