浜辺の診療室から

閑話    もはや受けつけず

心機能が低下し、

腎機能も低下した体では、

水を入れてみても、

必要なところに行きわたらない。

入れたぶんだけ、体内に貯留されるから、

からだは水でふやけてしまう。

 

そんなことから、

終末期にある高齢者に必要な水分補給はどれくらいかが、

いまだに論じられる。

その量は従来、

必要と記されていた水分量より、

はるかに少ない。

高齢者への水分補給は、

心不全(心臓の機能低下)を助長するから

十分に気をつけるようにと、

どの治療本にも書かれるようになった。

 

 

水さえ受けつけなくなっている体に対して、

医療は何ができるのか。

 

90歳を越し、95歳を越しても、元気な方はいらっしゃる。

かたや、そうでない高齢者の“急変”に対して、

医療・看護・介護は、どう向き合えばいいのだろう。

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