浜辺の診療室から

ご家族との話し合いを   最期をめぐって(その8 終わり) 

施設内での看取りをする場合、医師による説明の前に、施設として、やっておきたいことがあります。

いうまでもなく、最期のありかたについて、ご意向を確かめる作業です。

 

入所者やご家族は、どのようなありかたを「よき最期」としてイメージしているのか。

延命措置を望むのか、望まないのか。

それを実現するには、施設がよいのか、それとも病院なのか、自宅なのか。

 

この説明にかける時間は、病院でもまとまった時間を要します。

たとえば延命措置とひとくちにいっても、呼吸循環の管理までするのか、
栄養や水分の管理だけでいいのかっでは、対応の内容が異なってくるからです。

施設ではどこまで対応できるのか、さらに在宅ではどういったかたちで看取りが行われるのかを
最低限でいいから理解していただけないと、結論には至りません。

 

ですから期日を決めて、次回に続きを話し合うといった方法もよく取られます。

最初に話をするタイミングは、入所時でも、入所後でも、状態が悪化しつつあるときでもいいでしょう。

ただ、状態が不安定であるなら、入所時がよいのはいうまでもありません。

 

 

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