浜辺の診療室から

誰かを支えるために    本日休診その32

以前、優良企業を訪れたとき感心したことがありました。
その企業は、魅力的な商品を次々とヒットさせていました。
商品を作っているのは、直接部門です。
そこには実際に商品を作成する課だけでなく、
試作する課があり、耐性を調べる課があり、
研究開発課がありました。

 感心したのは、間接部門の人たちでした。
日のあたる直接部門と較べて、
一見地味な間接部門には経理課があり、人事課があり、
総務・資材課があり、知的財産課(特許)があります。
その他、経営企画室や秘書室もそうでしょう。
わたしたちが問うたのは、モチベーションについてでした。
間接部門にいる人たちは、
モチベーションをどう保っているのでしょう?
中堅職員の答に、わたしたちは感心したのです。
 
 
 海の中に伸びる海中道路ってありますよね。
 
あの橋げた、つまり支柱がわたしたちだと思っています。
 
直接部門は、海中道路そのものです。
 
それをしっかり支えるのが、間接部門の役割だと思うのです。
 
頑強な強度と、数の双方が揃ってはじめて、
 
海中道路は成り立ちます。
 
不要な支柱にならないよう、
 
余剰な支柱にならないよう、日々研鑽です。
 
 
 
職場で体調を崩して医療機関を訪れた人たちが、
 
うまく職場復帰できるかどうかも、じつは
 
人事を中心とした間接部門の手腕にかかっています。
 
直接部門をしっかり支えることができているカイシャと、
 
教育からバックアップ体制まで、粗雑なカイシャとでは、
 
職員の“再生”率が大きく異なってきます。
 
メンタルチェックが今年から義務化されましたが、
 
それだけで環境は変わりません。
 
 合併とか子会社化とか派遣とか、事情はいろいろあるのでしょうが、
 
one for allall for one
 を忘れてはいけないってことでしょうね。
kaichuudouro

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