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冬来たりなば春遠からじ

2020年、新しいウイルスが猛威を振るい、日本のみならず世界中が

予期せぬ事態に、多くの尊い命が失われ、たくさんの人が悲しみに暮れて

います。今もなお、見えないウイルスに不安を募らせながら過ごす日々…。

最先端の科学をもっても、明らかにできない正体不明の存在に対する恐れ

は計り知れません。

でも、良く考えてみると、日々の生活の中で命の危険は常にあります。

道を歩けば交通事故にあうかもしれない、上から物が落ちてくるかもしなれいなど

事の大小はありますが、いつだって命の危険は決してゼロではないのです。

しかし、今までは日々の生活の中でそんなことを考えることもなく、「命は

必ず明日も続いて行くものだ。」と信じ込み過ごしていたのだと改めて感じています。

今回の感染症でその確信が崩れ、命の尊さ、1日1日の大切さを考えさせられました。

「冬来たりなば春遠からじ」ということわざがあります。

色々なことが起こっても、耐え忍んでいればいつかは春が来るという意味です。

春に芽を出すためには、冷たい土の中でじっと待ちつことも大切です。

季節は必ず巡ります。誰にも平等に、何度も繰り返して…。

今、こんなにも厳しい冬が来ているのですから、春はもうじきだと信じて今少し

ふんばっていこうと思います。

それも一人ではなく、シーサイド湯河原に関わる多くの方々、仲間と共に…。