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特養?有料老人ホーム?サービス付き高齢者向け住宅?
時々、シーサイド湯河原に
「入居金はいくらですか?」
と問い合わせの電話があります。
もちろん入居金はいりません(*´ω`*)
なかなか有料老人ホームや特養の区別はつかないものです。
…皆さんは「区別がつかない」かも知れませんが、
なんと、働いている介護職員は明確に区別している人が多いのです。
それも、なんの根拠もない区別の仕方をしているのです。
以前勤めていた施設で「職員は敬語を使おう」と提案したところ
他の年上の職員から
「うちは有料(老人ホーム)じゃないからいいんだよ」
「そんなこと言うなら有料(老人ホーム)にいきな」
と言われたものです。
他の特養の職員と話した時も
「うちは特養だからなぁ」とのこと。
今なら「何を馬鹿なことを」と言えますが、当時の私は
「有料老人ホームと従来型の施設は違うのか」と思いました。
実際そう思っている介護職員は多いんじゃないでしょうか
確かに、決められた職員の配置人数は違うし、そもそも費用が違う
建物の基準も、入居者の介護度も自立度も違う…
だから敬語じゃなくていいのか?違います!!!
介護は接客業です。
どんな障害をもっていても、耳が聞こえなくても、返事がなくても
丁寧な言葉づかいが「当たり前」です!!!
特養でも有料老人ホームでも、サービス付き高齢者向け住宅でも
年上の入居者(お客様)に敬語をつかうのは
大人なら、普通、わかりますよね?(煽り気味)
どんなにハード(建物)が不便でも、4人部屋でも、職員が少なくても、
入居されているお年寄りは人生の大先輩です。
これはどんな介護施設でも変わりません。
そして、「丁寧な言葉づかい」は今すぐ誰にでもできることです。
当施設シーサイド湯河原でも言葉づかいはよく注意をします
まだまだってことです…でももっとよくなるよう職員全員で頑張っています。
繰り返しになりますが、有料老人ホームも、従来型の老人ホームも、
ユニット型施設も、サ高住も
言葉づかいは共通です。接客業なんですから(`・ω・´)キリッ
ちなみに、サービス付き高齢者向け住宅を「サ高住」と略すのを
先週趣味のフットサルで、湯河原の他施設の職員に教えてもらいました(笑)