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シーサイド湯河原 夏のあんぱん祭り【管理栄養士】

8月の終わりに『シーサイド湯河原 夏のあんぱん祭り』が開催されました。

あんぱんが大好きな入居者さんより「も○やのあんぱん食べたいよ♪」とのご要望があり、
「買ってきてあげたいね。」
「緊急事態宣言中だし、今は行けないね。」
「でも…焼き立てのあんぱん食べてもらいたいね。」
「焼き立て…焼き立て…焼いちゃう?あんぱん作っちゃう?」
「やりましょう!」
という介護員さんとの何気ない会話から、開催が決定しました。

何度か試作をし、
「これじゃあ、美味しいけど入居者さんには固いね。」
「焼き立てで美味しいけど、あんこが熱すぎて口が火傷しちゃうね。冷ます時間も必要だね。」
と、話しがどんどん進みます。
「このくらい、軟らかいと入居者さんにも大丈夫だね。」
「あんこ、あそこのお店が安かったよ。」
と、更に話しが進んでいきます。
そんな準備をしている時間もワクワクして楽しくてしかたがなかったです。

そして、迎えた当日。
企画してくれた介護員さんたちがボランティアで参加してくださり、いざ!パンの生地作りです。
「これ、後何分捏ねるの?腰が痛くなってきたよー。」
「お父さん、頑張って!」
「これも、いい思い出だね~。」
捏ねながら、頭の中があんぱんを前にした入居者さんの笑顔でいっぱいだったのは、みんなの共通事項です。

生地を発酵させた後、あんこを包みます。
相談員さんとケアマネさんも一緒に他職種共同です。
「見て見て!私、天才じゃない?」
「え~!結構不器用でしょう?」→「バレたか~。」
と、楽しくあんこを包み形成しました。
入居者さんにもご自分で召し上がるあんぱんを形成していただきました。
みなさん、さすがです!上手です!

オーブンで15分。とっても美味しいあんぱんが焼きあがりました。
 

少し冷ましてから、みんなでいただきました。
 
 

「も○やのあんぱんも美味しいけど、このあんぱんも美味しいよ。」
「いいお店のあんぱんみたい。」
「みんなで食べると美味しいね。」
「夕飯、食べられなくなっちゃうかな。」
と、みなさん笑顔で召し上がっていらっしゃいました。完食です。

「ありがとう」という言葉と笑顔があふれ、焼き立てのパンの香りに包まれた幸せいっぱいの1日でした。