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施設長ブログ

アルツハイマーデーを通して【施設長 小野】

9月21日は「アルツハイマーデー」です。


認知症について理解を深め、共に考えるこの日。私たち介護施設にとっても、大切な意味を持つ一日です。

先日、ご入居者の方がこうつぶやかれました。
「娘にご飯を食べさせなければいけない。」その表情には、子どもを想う親の深い愛情がにじんでいました。離れて暮らしていても、心の奥には大切な娘さんの姿が鮮明に残っているのだと感じ、胸が熱くなりました。記憶が薄れていっても、親としての想いは消えることなく生き続けているのだと思います。

私たちはご家族の想いにも日々触れています。
週に何度も車を走らせ、奥様に会いに来られる旦那様。面会のたびに、妻の手をそっと撫で、やさしい笑顔で言葉をかけるその姿に、夫婦として積み重ねてきた年月の重みと、変わらぬ愛を感じます。そこには「共に生きてきた人を想い続ける愛」が息づいています。

親が子を想う愛。
夫が妻を想う愛。


形は違っても、そこに流れているのは「相手を想う気持ち」であり、人の心に宿る普遍の絆です。

介護の仕事の本質は、生活を支えるだけではありません。
こうした想いを受けとめ、ご本人とご家族をつなぎ続けること。そこにこそ、私たちの役割があると感じています。

9月21日のアルツハイマーデーを迎えるたびに思います。
私たちにとって特別なこの日は、「毎日」なのだと。
ご入居者の言葉や、ご家族の眼差しに触れるたびに、介護の仕事の尊さを教えられます。

そして願います。
私たちの手が、ご本人やご家族にとって 安心の灯り となり、離れていても心を結ぶ つながり となりますように。

その灯りとつながりは、誰もが安心して年を重ねられる未来を照らす光となることを信じています。

これからも職員一同、親子の愛や夫婦の愛に寄り添いながら、その想いをつなぐ橋渡し役として、温かな物語を共に紡ぎ続けてまいります。