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JICA横浜事務所の皆さん来訪【施設長 小野】
先日、JICA横浜事務所の職員さん4名が、当施設に来訪されました。
今回の訪問目的は、
湯河原町がJICA草の根事業として取り組んでいる「Smart & Strong Project」の成果を知るため。
私は特別養護老人ホームの施設長という立場で、このプロジェクトに参加させていただいており、これまで様々な形で関わってきました。
これまでの取り組みを振り返って
このプロジェクトを通して、
タイへの訪問(これまで3回)
日本の高齢者施設におけるケアについて講義
タイの市長・行政職員・医師など専門職の訪日
当施設での見学受け入れ
オンライン講習会への協力
など、国境を越えた交流を重ねてきました。
今回の訪問では、JICAの課長をはじめ職員の皆さんから、
「タイ側の反応はどうでしたか?」
「実際に現場で伝えてみて、何が一番響きましたか?」
「日本の介護現場から見た、この事業の価値は?」
など、たくさんの質問をいただきながら、
プロジェクトの現状や、現場で感じたことを率直に報告しました。

施設見学を通して伝わった“日本の介護”
その後は、施設内の見学も行いました。
居室や共有スペース、日々のケアの工夫などを見ていただきながら、
日本の高齢者介護施設の実際の姿を確認していただきました。
特別なことではなく、
「当たり前にやっているケア」や「現場で大切にしている視点」に、
強い関心を持っていただけたのがとても印象的でした。
国際協力を通して感じていること
このプロジェクトに関わる中で強く感じるのは、
介護の本質は、国が違っても同じ
ということです。
制度や文化、環境は違っても、
「高齢者を大切にしたい」「その人らしく過ごしてほしい」という思いは共通。
一方で、
日本の介護が当たり前だと思っていたことが、実はとても価値のあることだった
と、改めて気づかされる場面も多くありました。
国際協力は、
「教える」「支援する」だけでなく、
自分たちの現場を見つめ直す貴重な機会でもあると感じています。
これからも…
JICAの皆さんとの意見交換は終始和やかで、とても前向きで楽しい時間となりました。
日々の介護の積み重ねが、こうして世界とつながり、誰かの役に立っている。
そう思うと、
現場で働く一人ひとりの仕事が、少し誇らしく感じられる一日でした。
これからも、
湯河原町、そして当施設だからこそできる国際協力を、
楽しみながら続けていきたいと思います。
