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「 介護の話 」 手引き歩行 ? ≪ 介護主任 : 樋口 ≫
介護施設でよくみる手引き歩行
介護職員が両手を引っ張って歩いている姿
あれ、不思議じゃありませんか? (^_^;)
街中やお店で見たことあります?
私はないんです。
そして、おすすめもいていません。
あの歩行介助の方法はお年寄りに
「 歩行とは引っ張られるもの 」
と勘違いをさせてしまいます。
前から引っ張られることに対して
バランスを取りながら歩くんですから
重心は後方に移動していきます。
歩けなくなるのを助長することもあるかもしれません。
何より躓いたり、膝の力が抜けたりしたとき
職員との距離が遠いので手を強く握ります
そうすると職員は手を離せないので
手を引き上げたり引っ張ったりして支えようとするしかないのです
安全な歩行介助ではないですよね。
街中で見ないということは、在宅介護をしているご家族やヘルパーさんは
やっていない介助方法ってことなんだろうなぁ。
介助技術はやっぱり在宅のヘルパーさんの方が
引出しが多そうですね (>_<)
施設介護職員も負けないように頑張らないと !
あ、当施設にもホームヘルパー出身の職員が多くいますよ (笑)
では、また。