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人は常に学習者《介護主任:鈴木》
皆さんご無沙汰してます。
すっかり季節も冬になり、先日は今季初めて通勤前に車のフロントガラスが凍っていて
しばらく車を動かすことができませんでした(@_@;)
先日お話しした研修も10月に通い始めた頃には半袖で十分な気候でしたが、
卒業を迎えた12月1日には3か月と違い、着慣れないコートを着ながら無事修了する事が出来ました。
ブログを更新しながら勉強した事を振り返り、少しずつでも学んだことをお伝えできればと思います。
始めに、今回は教育の基礎から『子供観』について少しお話したいと思います。
これは小学生、小学校の教育が対象となる話でしたが、
職場や子供の教育に照らし合わせて見てもらえればと思います。
次にあげる2つは教育者(指導者)、親の立場から見た子供の見方、捉え方です。
【受動的学習者観】『子供は指示されなければ学ばない』
・宿題や勉強を言わなければやらない!
・躾や道徳を教えなければわからない!
という考え方と、
【能動的学習者観】『子供は本来わかろうとし出来るようになろうとしており、自ら追及し学ぶ意欲と「自分で自分を創っていく」能力を持っている』
・勉強に興味を持てば言われなくても自ら進んで学んでいく!
・友達と遊んだり、社会(学校)の中で見た事聞いた事を自ら考え判断し成長していく!
との考え方です。
自分もそうですが、子供には宿題や勉強をやりなさい!又は、躾や生活の中で
「これは正しい」「これは間違っている」とすぐに自分が正しいと思う答えを押し付けている場面があります。
そこには本人の意思や意欲を考えずに、自分の今までの人生で学んで出した「答え」を
子供に考えさせずに「答え」として教えてしまっている事を気づかされます。
そこには「失敗させたくない」「回り道をさせたくない」といった考えがあるのですが、
自ら考え体験した時には、「失敗しながらも自らが答えを出すことで身につく」事を理解する必要があります。
そこで、教育者側は【能動的学習者観】を持つ必要があるとの事でした。
自分も人生を振り返ってみると、勉強で教わった事より、自身で経験し学んだことの方が
多く身になっていると実感しています。
この授業を学んでから家庭で子供に対し
「宿題やったか?」「こうしなさい!」
と言う事をやめました。
それより、どうしたら子供が興味を持つか、学ぶ意欲が湧くかを考え、
普段の会話や環境に自分が気を配り、接するようにしています。
…なかなか難しいですが(^_^;)
これからの現場の教育でも【能動的学習者観】を少し考えながら教育の仕組み作りを考えていこうと思います。
『人は常に学習者!一生何かを学んでいる』
と一番は自分が「学ぶことの楽しさ」を教わった研修からの内容でした。
皆さんの日常で、少しでも教育のヒントにしていただけると嬉しいです(´▽`)