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施設長ブログ

敬老会が終わり

今年も介護施設のメインイベント「敬老会」を行いました。

詳しい内容は、「スタッフブログ」を見てください(書くのがめんどくさいわけではありませんよ)。

多くの施設が敬老会やレクリエーションで

「何をやろう」「何をすればいいのかな」

と迷うことがあると思います。

忘れてはいけないことは、

「歳をとったからといって、子供じみたモノが好きになるわけではない」

ということです。

敬老会で時々見かける「仮装カラオケ(コスプレ)」なんかですね。

練習を積んで、ちゃんとした衣装で、歌も上手ければいいでしょう。

認知症になったからといって「偽物」が見たいわけではありません。

偽物を演じさせられる職員も嫌でしょう。

子供じみた演目や、練習もいらない演目は見ている側も演じている側もつらいものです。

やりたくもない演目を罰ゲーム的にやらされるイベントでは参加する職員も減ってしまいます。

今回、シーサイドの敬老会は職員に「本物を見せる」がテーマだと伝えました。

各々のフロアが「何なら本物として皆さんに見せられるか」を考え、長い期間練習をしていました。

一つのことにかけた時間や力が多いほど達成感は得られます。

逆にぶっつけ本番や練習がいらないモノは達成感が得られにくいと言えます。

だから敬老会のテーマは「本物を見せる」なのです。

イベントやレクリエーションで困ったときは、

「本物を見せる」ということをテーマにすると、

見る側も、演じる側にもいい効果が見込めますよ。