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施設長ブログ
ここにある、確かな毎日【施設長 小野】
コロナ禍以降、社会の変化とともに、人と人との関わり方や距離感が、少しずつ変化してきたことを日々実感しています。
ご家族の方の中には、「どんな毎日を過ごしているのだろう」と思いを巡らせる時間が増えた方もいらっしゃると思います。
そしてそれは、ご家族だけでなく、地域の皆さま、そして私たち職員自身にとっても同じでした。
「施設の中で流れている時間」を、誰かに伝えたい。
今回の写真展は、そんな思いから生まれました。

会場には、ご入居者の日々の暮らしや、職員との何気ない関わり、ふとした瞬間の笑顔を数多く展示しています。
特別な出来事ではなく、“いつもの日常”だからこそ、伝えたい風景があります。
そこにあるのは、飾らない日常です。
けれど、その一つひとつの場面には、確かに“生きる時間”が流れています。
ご入居者の笑顔のそばには、必ず誰かの関わりがあります。
声をかける人、そっと寄り添う人、一緒に笑う人。
その積み重ねが、ここでの暮らしを形づくっています。
私たちが大切にしているのは、「生活を支えること」だけではありません。
その人らしい時間、その人らしい表情、その人らしい関係を守り、育てていくことです。
写真展を通して、その一端でも感じていただけたなら…。
そして、この場所で過ごす時間が、決して閉ざされたものではなく、多くの人の思いで支えられていることが伝わったなら…
これほど嬉しいことはありません。
「ここには、確かな日常があります。」
これからも、その日常を大切に紡ぎながら、皆さまとつながり続けていきたいと思います。
