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施設長ブログ
社会福祉
疾患と向き合いながら、ご家族や介護サービスの支援を受けご自宅で一人暮らしをされているAさん。
当施設には月に1度、週末にお泊りに来られます。
そんなAさん、ご自宅で過ごされる中で度々施設の相談員や私に宛にお電話を下さり、何気ない日常の話や心配事なことをお話しされます。
15分~30分お話をされると安心されて、「先生、ありがとうございます。明るい気持ちになれました。またお話を聞いてくださる?」とおっしゃり、当然のことながら「もちろんです。朝晩冷え込む季節になってきたので、お身体には気を付けてくださいね。」とお伝えし電話を切られるのです。
お一人で寂しい気持ちもあるでしょう…。誰かとつながっていると感じたい気持ちもあるでしょう…。
ご本人の周りには様々な社会資源がある中で、当施設を頼って連絡を下さる行為は施設の存在の大切さを実感できる瞬間でもあります。福祉に携わるものとして、とても嬉しく、やりがいを感じる瞬間✨
まさしく社会福祉です。
個々の幸せを大切にしていく先に社会の幸せがある。
私たちにできることはまだまだたくさんあります。 一つ一つを大切に…。