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JICA草の根事業が繋ぐ架け橋 ~タイからの視察団を迎えて~【施設長 小野】

12/10、シーサイド湯河原に、タイからの特別な訪問者をお迎えしました。市長、医師、看護師、薬剤師を含む13名の視察団が、JICA(国際協力機構)の草の根事業の一環として来日。日本とタイが学び合い、相互交流を深める貴重な機会となりました。

JICA草の根事業とは?

JICA草の根事業は、地域レベルでの国際協力を促進し、相互理解と学びを深めることを目的としています。この視察もその一環として行われ、タイの介護に関わる専門家たちが日本の介護現場を訪問。私たちの施設での取り組みや運営の実際を視察していただきました。

ユニット型施設の紹介と質疑応答

視察当日は、施設のユニットケアの特徴や運営、入居者の日常生活について説明を行いました。少人数で家庭的な雰囲気を大切にするケアや、個別性を尊重した支援内容に興味を持たれる様子が印象的でした。

説明後には活発な質問タイムが行われ、以下のような話題が取り上げられました。

  • スタッフ配置や役割分担について
  • 健康管理の方法、医療との連携について
  • 運営費や利用者負担について   などなど

タイの皆さんの熱心な姿勢に触れ、こちらも新たな視点を得る良い機会となりました。

相互学びから見えた共通点

視察を通じて実感したのは、「高齢者を尊重し、その暮らしを支える」という基本的な価値観は日本もタイも変わらないということです。一方で、文化や制度の違いによるアプローチの差異が、互いに新たな学びの源となりました。

感謝と期待

タイの皆さんとの対話を通じて、異なる視点や発想の大切さを改めて感じました。こうした交流が、双方の介護現場をより良くしていくきっかけになることを願っています。

このような素晴らしい機会を提供してくださったJICAの皆さま、そして視察団の皆さまに、心から感謝申し上げます。国を越えた交流が、これからも続き、共に学び合う未来を築けることを期待しています。